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    • 2018.03.29 Thursday
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    自転車に乗って、

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       電動自転車を買った。後ろに子供を乗せられるやつだ。ブルーラグあたりでかっこいい親子チャリを組んでもらおうかとも少し考えたが、住んでいるエリアがわりと激坂が多いため一瞬であきらめた。

       だが実際乗ってみて、カッコつけないで文明の力を頼ってよかったと心底思っている。

       正直、チート使ってゲームしているような気分にはなった。何しろふだんは立ちこぎで相当馬力入れて登らないといけない坂を、後ろに10キロ超えた子供を乗せたままシッティングで造作もなく登りきれてしまうわけですよ。これは自転車というより原付の部類じゃないか。

       子供も案外すんなり自転車になじんだ。最初はヘルメットをかぶるのも椅子に座るのも嫌がっていたが、いざ動き始めるとすぐに後ろからキャッキャとはしゃぐ声が聞こえた。

       

       子供といると、頭の中にある地図が切り替わる。

       自分ひとりならそこそこどこへでも好き勝手に行けるが、幼児がいるとおのずと制限がかかる。”本気で”行こうとしたら外国にでも行けるが、今書いているのは日常生活の中での行動範囲だ。

       ベビーカーを押しながら現実的に歩いて行けるのはどこまでの範囲か。とりあえずちょっと行ってみよう、と構えず動けるのはどこまでか。

       新しいところへ行くとなると、確認することが一気に増える。ベビーカーでどこまで進めるのか、エレベータはあるのか、子供と一緒に食事できる場所はあるのか、等々。

       もちろん、がんばれば、どこにでも行ける。がんばれば。でもがんばらなければ行けないところが思いのほか多い。

       そうして子連れで気軽に行ける場所の脳内地図は、どんどん近所で収縮していく。

       うちの妻は休日になるとしばしば「なんでもいいからこの区から出たい」と言ったりするのだが、子育てしていてとらわれる閉塞感は、こういう行動範囲の制限も大きいと思う。

       

       その地図を縮める柵が、電動自転車買うだけで、こうもあっさり取っ払われるとは。

       一度30分ほど歩いて行ったことのある、動物もいるような大きな公園を目的地に定めて漕ぎ出してみた。「いいとこだけど遠いから当分来ないな……」と思って実際にその後訪れなかった場所だ。

       それが、足が疲れる間もなくあっさり10分ちょっとでたどり着いてしまった。ジュース買いにコンビニ行ったくらいの感覚だ。

       なんというか、産業革命が起こったような気分である。おおげさだけど結構本気でそのくらい、文明の利器によって自分の感覚が塗り替えられたみたいだった。

       ……感動しすぎだろうか。でも感動したんすよ。

       だって、「子供連れて出かけるとかしんどい」から「子供と一緒にどこ行こう」に考えが切り替わったんですよ。これはもうパラダイムシフトといっても過言ではないですよ。

       まあ、そんなこと言いつつ、またひととおりの場所に行きつくして飽きたりするんだろうけど、しばらくは子守りをしつつ自分も楽しめるんならじゅうぶん元は取れている。

       

       結局何が言いたいかというとモダンチョキチョキズの『自転車に乗って、』は最高の名曲だということです。


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